再掲:こんにち動画流尻群制作後記-まとめ-

本記事はかつてのニコニコブロマガにて掲載したこんにち動画流尻群制作後記4つを記録として残すため(一応魚拓は残っていますが)、文章はそのままでできる限り記事のフォーマットも変えずはてなブログへ移したものとなります。



 

こんにち動画流尻群制作後記 前提その1[しゃもじP]

 

こんにちはー!お尻でーっす!

2019年10月21日、実に最初の制作開始から7年の年月が経ちようやくこんにち動画流尻群は完成いたしました。

 

 

 

7年という制作期間であること、そしてその経緯はすべて表沙汰になっておらず一体流尻群とは何のことかわからない人がほとんどであったと思います。

流尻群とは単純な音MAD合作とは違う複雑な事情を抱えています。

この制作後記では予備知識がない方や新規の方にも分かるよう、流尻群とはなんだったのかを説明したいと思います。

第一回の本記事では、流尻群や尻の妖精でのキーワードとなっているしゃもじPという存在についてです。
しゃもじPはかつて活動していた音MAD作者であり尻の妖精の生みの親でありますが、既に2013年に引退しており昔の記憶は薄れ、彼の存在は定型文の概念となってしまいました。

ここでは、今でも名前だけが残るしゃもじPがどういう作者であったのかを文章に残し、知ってもらいたいと思います。


しゃもじPという音MAD作者               執筆者:竹塔

・ユーザー名
活動当初は「禿で全裸の光る変態」というユーザー名で投稿していた。
※追記
最初期は「ブーム君」という名義で活動していたと思われる。
「禿で全裸の光る変態」へ改名したのは2009年以降とみられる。


当時の名前で参加していた合作のマイリスト(下から2番目)
 
 
その後略して呼ばれやすい名前にしたいとの理由から、
「シャイニングモードジェントルマンP(パンツ食べたいのP)」(上記ユーザー名の英訳らしい)
の頭文字をとって「しゃもじP」
「米川しゃもじ」へ改名。
ユーザーページにも「しゃもじPと呼ばれています」と記載していた。

・作風
CMなど少ない素材での制作を好み、尻の妖精」「ヤマザキ春のパンまつりを初めて素材とした作者としても知られる。
とりわけ、バトルドーム」「安藤さん」「官房長シリーズ」「バッキュマン等の素材は投稿数がかなり多く、マイナー素材の認知されるきっかけを作り上記素材を音MAD定番として確立させたと言っても過言ではないだろう。
特にバトルドームでは、08年発売祭以前から氏の活動末期までコンスタントに投稿を重ね、彼の存在はかなりの影響があったと言える。
また、音声に静止画一枚を載せて投稿することも多く、その制作スピードは異常なほどハイペース。
世界の新着動画生放送で取り上げられることもしばしばあり、「エロボイスで古畑任三郎OP」(nm8660587)は同生放送で取り上げられた直後、ランキングに乗り10万再生以上を記録した。
 
制作マイリストは存在していたもののすべての投稿動画を入れているわけではなく、活動終盤ではマイリストが空、もしくは非公開ということもしばしばあった。
過去の動画を定期的に選別し自主削除していたこともあり、自身の制作物に対する執着は薄かったと思われる。
2013年4月某日、投稿動画を一斉に削除し、アカウントも退会。

ニコる
当時のニコる機能は現在と異なり、動画自体をニコることが可能だった。
1日1回と制限はあるものの、日付が変われば何度でもニコることができた。
加えて、ニコられた動画の投稿者には通知が届き、誰がニコったか確認することが可能、また各々のユーザーページでニコった履歴を確認することができた。
その機能を利用し、気に入った動画には0時とともにニコるために巡回。
氏しかニコった形跡がないにもかかわらず、動画のニコられは10、20、中には50を超えるものも少なくなかった。
現在の機能と異なり、純粋な動画への評価として利用していた。

ツイッター
即座にツイ消し、フォロワーへの空中リプライなど独特のスタイルをとっていた。
そのため、ホーム画面には何もツイートが存在しない状態がデフォルトだった。
2013年4月某日、アカウント削除。

・Tmbox(かつて存在した音源投稿サイト)
もともと音声のみの制作を主流としていたため、多くの音源を投稿。
しかし、ツイッターと同様に数時間経ったら削除していたものがほとんどである。
そんな中で流尻群エンドロール音声だけは何故か残されていたことから、周囲の作者からの印象も強いものであった。


上記のように、動画の再生数などにはほとんど見向きもせずに制作そのものを楽しむ、当時としても特殊なスタイルで活動する作者であった。
静止画中心の動画は伸びも正直に言って芳しいものでなかったが、さまざまな素材のシリーズ化確立の中心人物となっていたこと、ニコレポにはほぼ毎日のように投稿通知が流れたことからフォロワーも多かった。
氏自身が言葉によって動画を評価することが少なかったためか、周りの親密な作者も直接評価を伝えるより、ニコる機能を用いる、また動画自体に氏へのリスペクトを寄せるなどの表現が多かった。
当時の作者勢が投稿したバッキュマンハイスピードver尻の妖精などの動画が顕著に物語っている。

当時を知らない方々には誤解してほしくないが、氏の音声の技術力は随一であり、周りの作者も内輪ネタを面白がるというよりは純粋に氏の制作物のクオリティに惹きつけられていたと思われる。


以上が当時を知る者からのしゃもじPという音MAD作者についての説明です。
惜しいことに彼の300以上の作品すべては自主削除され、現在そのほとんどを視聴することはできません。
この記事から彼が如何に独特なスタイルの持ち主であったこと、当時の作者から一目置かれた存在であったことを知っていただけたら幸いです。

次回の記事では、その彼が生み出した尻の妖精がどのように確立していきどう変化してきたかを見ていき、尻の妖精とは何なのかを説明します。

 

 

こんにち動画流尻群制作後記 前提その2[尻の妖精]

 

  こんにちはー!お尻でーっす!

流尻群制作後記2回目の本記事では、流尻群の素材でもある尻の妖精についてです。
流尻群の音声はエンドロールパートが最初に投稿されそれが2012年、そしてすべてのパートが出揃ったのが2015年です(あくまでもパートが出揃ったのが2015年で音声最終稿となるのはもっと後です)

当時の尻の妖精の認識やあり方は年月を経て、変化しました。

そこで本記事ではお尻MAD初期からの時系列を見ていき、尻の妖精がどう確立していき認識されていくのかを通して、尻の妖精とは何なのかを知っていただきたいと思います。



尻の妖精という素材                     執筆者:Ostrich

●はじめに
まず、この記事で伝えたいことは以下の2点である。

・およそ2014年頃まで、尻の妖精は原西(≒ハラニシリーズ)とは隔離された存在だった
「ハラニシリーズ」タグは元々音MADに付けられたタグではなかった

そもそも「尻の妖精」について、ニコニコ大百科には以下のようにある。
「尻の妖精とは、原西孝幸のことである。」

この記述は間違っていないが、個人的には

ピカチュウとは、大谷育江である。」

という文章に近い違和感を覚える。
この感覚を共有できない方も多いと思うので、今一度尻の妖精という存在について、黎明期を知る者として編年体で書き連ねてみたい。
 
●2009年
 発端は、しゃもじPによるこの動画である(以下に示す動画は再投稿による)。
元:sm8843858
 
 再生して分かるように「こんにちはー!お尻でーっす!」をメインとして、「なるほどな」など、他のギャグも用いた音MADだと知られる。少なくともこの時点では、しゃもじPには「お尻でーっす」縛りの意図は薄かったのだろう。

元:nm8862270
 
元:nm9003870
 
 
 
 ほどなくして、しゃもじPは「タッチ!お尻レース」「お尻やお尻!」を投稿。この2作品の音声は(ほぼ)「こんにちはー!お尻でーっす!」で構成されており、ここから素材縛り音MADの方向性が固まっていく。
 また、サムネイルも任意の画像+フリーソフト真っ赤なお尻」の画像、というテンプレートが形成される。

 なお、これは私見に過ぎないが、しゃもじP自身にはいわゆる「サムネ統一」の意思はなかったと思われる(※そもそもこれらの音MADはサムネ統一の流れを決定付けた「膳」シリーズ以前の投稿)。
しゃもじPはツイッターでしばしば「動画は面倒」という旨の発言を繰り返しており、サクッと音声を作って投稿というスタイルを好んでいた。
したがって、
単に動画を付けるのが面倒だったため「静止画+尻画像」で済ませる
→ 結果的に似たようなサムネの動画が量産されサムネ統一のようになる
…という見方が正しいように思われる。
(これは氏が流行に関わった「安藤さん」「パンまつり」など、今日サムネ統一に分類されているジャンルに関しても同様)
 
●2011年 
「お尻やお尻!」から1年以上経て、しゃもじPは突然、4個のお尻音MADを連投する。
元:sm13585319
 
元:sm13585353
 
元:sm13585368
 
元:sm13585381
 
 これに応える形で、竹塔・片田山親方ら、当時「静止画サムネ&密に作り込まれた音声」の作品を多く制作していた作者たちもお尻音MADを投稿。
ちなみにこの頃にはまだ「サムネ統一」的意識は薄く、お尻が二個並んでいたり、端に置かれていたりするのが分かる。
 
 この時、竹塔が「しゃもじPリスペクト」と書くことを憚って「しゃもじPごめん」と動画説明文に記入。これを受けたしゃもじPは4か月後、なぜか自分の投稿したお尻音MADにも自ら「しゃもじPごめん」と書き入れ、他の作者もそれに追随するようになる。
 現在の、
「尻の妖精」タグ
「静止画+尻画像」サムネ
「こんにちはー!お尻でーっす! しゃもじPごめん」動画説明文
…は、およそ2011年後半までに様式化されたと言ってよい。
 なお「尻の妖精」タグが初めて付けられた時期は定かではないのだが、この2011年投稿ラッシュ直後(同年2月14日)のツイートに「尻の妖精」の語がみられる。おそらくこの連投が契機となり、尻の妖精タグが生まれたか。後考にまちたい。
 
●2012年
 この年、Second Oshiri、オシリオドルといった「動画付き尻の妖精音MAD」が投稿される。前者については原西ギャグ大全の映像が使われているものの、サムネには「真っ赤なお尻」の画像が編集して用いられており、この頃には既に、作者たちの間でも漠然と「サムネ統一」的な認識が共有されていたと考えられる。
 
 また、一貫して原西ギャグ大全のスクショではなく、あえて「真っ赤なお尻」の画像を使い続けるというしゃもじPの態度から、一部の作者は「尻の妖精は原西から独立した存在」と捉え始めていた。私自身、オシリオドルにおいてギャグ大全の映像を使わなかったのには、こうした認識が背景に働いている。
 一方この頃までに、お尻以外のギャグを使ったギャグ大全音MADもわずかに投稿されているのだが、今日見かける「ハラニシリーズ」タグは付いていない。後述するが、この時点ではまだお尻以外のギャグは素材としての認知度が低く、「原西ギャグ大全音MAD」というジャンルとして確立していなかったのだろう。
 
●2013年
 この年の4月にしゃもじPは突如、全ての動画とツイッター・ニコニコのアカウントを削除し失踪。その寂しさを埋めるかのごとく、作者たちは引き続きお尻音MADを投稿し続けた。また、この頃から「しゃもじPごめん」等のテンプレ説明文の改変が見られはじめる。
 ここでもう一つ触れておきたいのが、「ハラニシリーズ」タグである。
実は、このタグは本来原西ギャグ大全を切り貼りした映像MAD(非音MAD)に付けられていた」タグだった。
 
 上記の動画は08年投稿と、一連のお尻音MADより早く投稿されている。また、ツイッター上の「ハラニシリーズ」を含む最古のツイート2009年6月6日と、明らかに早い。
つまり、少なくともこの2013年頃までは
ラニシリーズ=原西ギャグ大全の映像MADのタグ
尻の妖精=お尻音MADのタグ
…という、一種の住み分けがなされていた。すなわち、お尻音MADに「ハラニシリーズ」タグが付けられることは、まずなかったと言ってよい。
 
 上記の動画は「お尻以外のギャグも使った原西音MAD」のうち、2013年に投稿された動画だが、「尻の妖精」タグは付けられていない
 具体的な時期は不明だが、この年以降増加していく一連の「原西ギャグ大全音MAD」に何者かが、元々「原西の映像MAD」に使われていた「ハラニシリーズ」タグを付けた
動画の増加にしたがって次第に「原西ギャグ大全音MAD」と「ハラニシリーズ」は同義となり、作者間でもジャンルとして定着していく。
 また、パワフルかまいたちによるこの動画は「ギャグ大全音MADのタイトルに『?』をつける」流れを生んでおり、この年以降徐々に「原西ギャグ大全音MAD」の認知度も上昇をみることとなる。
 
●2014年
 多くの音MAD作者に、音MAD素材としての原西ギャグ大全を知らしめたのはおそらく次の動画だろう。
 
 同年の10選でも最多票を獲得したこの動画によって、お尻ギャグ以外の「原西ギャグ大全」素材にも注目が集まる。また同時に、お尻音MADへ新規参入する作者の裾野が広がることで「尻の妖精」「お尻ギャグ以外の原西素材」の両方を用いた音MADも生まれ始めた。
 
 同年10月14日のツイートに「尻の妖精」と「ハラニシリーズ」の境界線が曖昧になりつつあることに触れるものがあるため、少なくともこの頃までに「お尻以外のギャグも使った原西音MADに”ハラニシリーズ”タグを付ける風潮が、既に定着していたと考えられる。
 これ以降に投稿されたお尻音MADの中には「友達なってぇな」「俺はとてもいいやつ」等、それ以前には積極的に使われなかったギャグが挿入される例があり、いわゆるハラニシリーズ音MAD普及の余波が看取される。

※「顔でーす」→「でーす」つながり、
 「たすぅケツ」「ヒップ!ホップ!」「屁が出る3秒前」→お尻つながり、
 「ニイハオ」→挨拶つながり
 ・・・等、「こんにちはー!お尻でーっす!」に語単位で関連するギャグ
    以前から度々用いられていたが、そうしたつながりを持たないギャグの
    使用例が増え始めた、という指摘である。
また、以下のネタも「お尻」つながりとして14~15年頃よりしばしば使われる。
・けつ話術(08年のイロモネアで原西が披露した「こんにちはー!お尻でーっす!」)
・お尻でスマッシュ!(バチ魂バットの原西コラボCM素材)
・お尻ペンペンタイム(パチスロ・シンデレラブレイド2のトレーラー)
 
●まとめ
 長くなってしまったが、この記事で最も主張したいのは、
「尻の妖精」原西孝幸(およびハラニシリーズ)が別々の存在、という認識がある時点まで暗黙知として共有されていた
・しかし、裾野が広がることで次第にその境界線は曖昧になりつつある
ということである。
 近年は真島茂樹の再流行に伴ってか、真島と似た格好をした原西ギャグ大全を映像として使った「ハラニシリーズ」音MADも多い。音MDMで披露された名作、[ i ]にもギャグ大全映像がふんだんに使われ、原西と尻の妖精とが混然一体となった美しさが観者を画面へと引き込む。
 こうした状況から、尻の妖精はハラニシリーズに内包される概念として理解している方も多いことだろう。しかし、歴史的経緯から見ればそれは不正確な理解ということになる。
 ただ、決して尻の妖精とは本来こういうものだ、という押しつけをしたいわけではない。
概念に”一定の”緩やかさを持たせつつ見守る事が、長い目で見てジャンルにおいて建設的と考えるからだ。
当時を知る作者が消えゆく中、少しでも実情に即した記述を遺しておきたいと思い、筆を執った次第である。
 
                                        おしり


以上、尻の妖精の歴史を見ていくと現在認知される原西ギャグ大全MADとは違う異質の存在であったことのように思えます。
そんな歴史の変遷や当時の雰囲気などを私コツ連打らが作った
尻MAD-history.From2009to2015
でも感じ取ってもらえればと思います。(そういう目的で私が流尻群とは関係なしに勝手に作ったものです)

さて前回のしゃもじPと今回の尻の妖精の記事を踏まえまして、いよいよ次回どのようにして流尻群が生まれ完成に至ったのかを説明したいと思います。

 

こんにち動画流尻群制作後記 発祥~完成[パート表]

 

こんにちはー!お尻でーっす!

前回までの記事により「尻の妖精」という素材とそのキーパーソン「しゃもじP」について知っていただけたかと思います。

この背景を踏まえ、いよいよ流尻群がどのように生まれ完成したのかを見ていきます。

まずはその前に、こんにち動画流尻群の各担当者が分かるパート表を示します。


こんにち動画流尻群パート表

No. 曲名 音声担当者
48 G線上のアリア あつんどson
00 時報 namacream
01 STAR RISE
02 寝・逃・げでリセット! mas
03 ハナマル☆センセイション Ostrich
04 caramelldansen
05 激突!グルメレース
06 nowhere 竹塔
07 チーターマンのテーマ
08 Ievan Polkka
09 バラライカ
10 男女 Ostrich
11 モンタギュー家とキャピュレット家
12 i'm lovin' it
13 The Last Wolf Suite~志々雄真実の組曲
14 クリアまでは眠らない!
15 未来への咆哮
16 エアーマンが倒せない
17 メルト
18 だんご大家族 bobineKS
19 風の憧憬 Ostrich
20 雪、無音、窓辺にて。
21 you
22 魔理沙は大変なものを盗んでいきました コツ連打ら
23 U.N.オーエンは彼女なのか?
24 お嫁にしなさいっ!
25 Dr.WILY STAGE 1 フィリップ & コツ連打ら
26
27
高らかにオナニー
ハレ晴レユカイ
伊尻
28
29
God knows...
JOINT
感想
30
31
解読不能
人生オワタソング
32 パーフェクトスター・パーフェクトスタイル 竹塔
33 患部で止まってすぐ溶ける~狂気の優曇華院
34
35
Help me, ERINNNNNN!!
千年幻想郷 ~ History of the Moon
36 Little Busters! コツ連打ら
37 1000%SPARKING!
38 勇気VS意地
39 あいつこそがテニスの王子様
40+α エージェント夜を往く BaN長 & とそちか
41 ネイティブフェイス コツ連打ら
42 true my heart
43 ケロ⑨destiny
44 YATTA! Ostrich
45 みくみくにしてあげる♪
46 レッツゴー!陰陽師 ちーかま
47 エンドロール 米川しゃもじ & ちーかま

OP(レッツゴー!陰陽師オルゴールアレンジ):コツ連打ら
タイトルロゴ: 1時
広報:コツ連打ら
音声まとめ:コツ連打ら
エンドロール動画:Ostrich
動画まとめ:Ostrich

となります。

ここで重要なのが、企画・運営を担当した人が不在であるということです。一応、最終的にまとめるため運営的なことはしていますが、あくまでも我々まとめた側のスタンスとしては運営不在なのです。

流尻群は従来の合作の在り方とは大きく違っていて、そこには様々な想いが込められています。

こんにち動画流尻群という合作とは何だったのか、最初から最後まで携わったものとして経緯を文章にします。


こんにち動画流尻群経緯                 執筆者:コツ連打ら

こんにち動画流尻群とは、しゃもじPが投稿したたった一つの音源を発端各自の判断でパートを埋めていくという、類を見ない合作である。

流尻群の存在を示す告知は私のツイッター・ブログでしか行われず、その回数も片手で数えるほどに過ぎない。パートがほぼ埋まる頃になってようやく合作としてまとめるためのプロジェクトが発足した。その為パートを作成した参加者ですらその実態は掴めていないだろう。ここでは合作がどう出来上がっていったのか、時系列で説明をする。

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2012年
  10月21日 しゃもじP「作りたい所だけ作ったら」のタイトルで
        流尻群エンドロールパートをTmboxに投稿。
  10月22日 「天城越え流星群 エンドロールだけ!」(sm19175651)がニコニコ動画
        投稿される。「~だけ!」の元ネタはおそらくこれ。

 しゃもじP自身は流尻群という合作をするという意図はなく、ただ流星群の一部分のMADを作りたかっただけだった。


2013年

  04月某日 しゃもじPがニコニコ、Tmboxの投稿物を自ら一斉削除
        しかし、前述の音源だけは何故か残され、いつの間にかタイトルも
       「こんにち動画流尻群 エンドロール部分」へ変更。

 しゃもじPがなぜ流尻群の音源を残しタイトルを変更したのか、その意図は知る由もない。

  08月31日 コツ連打ら「こんにち動画流尻群 ネイティブフェイス~ケロ⑨だけ!」
        をTmboxに投稿。 
  09月29日 コツ連打ら「こんにち動画流尻群 魔理沙~お嫁だけ!」投稿。

 しゃもじPの失踪から数か月、私は彼の残した唯一の音源のパーツを埋めようと一人で流尻群を完成させるつもりでいた。彼の作品すべてを失った今それが彼への唯一の繋がりであったからだ。
 魔理沙パート投稿時、Twitter上のお尻クラスタ数名が反応。作りたい意思を表明する人が他にも現れる。

  11月25日 Ostrich「こんにち動画流尻群 風の憧憬~youだけ!」投稿。

 Ostrich参入。Twitter上で作りたい意思表示があった人である。

2014年  
  02月09日 竹塔「こんにち動画流尻群 nowhere~チーターマンだけ!」投稿。
  →02月24日    「こんにち動画流尻群 nowhere~バラライカだけ!」投稿。

 竹塔参入。こちらもTwitte上で流尻群に反応していた人物だ。
 3人の参加者が出たことで、私が流尻群についてブログで言及。翌月にはブログ上にパート表を設置。

  03月04日 Ostrich
         「こんにち動画流尻群 ハナマルセンセイション~caramelldansenだけ!」投稿。
 →03月07日 「こんにち動画流尻群 ハナマルセンセイション~グルメレースだけ!」投稿。
  06月13日 Ostrich「こんにち動画流尻群 男女だけ!」投稿。
 →06月14日      「男女~志々雄のテーマだけ!」投稿。
 →07月11日       「男女~メルトだけ!」投稿。

 わずかだが徐々に流尻群が周知されていく。

  07月13日 竹塔「こんにち動画流尻群 パーフェクトスター~えーりんだけ!」投稿。
  07月13日 Ostrich「こんにち動画流尻群 YATTA!だけ!」投稿。
 →09月29日       「YATTA!~みくみくだけ初稿!」投稿。
  07月13日 bobineKS「こんにち動画流尻群 だんご大家族だけ!」投稿。
  07月14日 コツ連打ら「こんにち動画流尻群 Little Busters!だけ!」投稿。
 →07月18日        「Little Busters!~あいつこそがテニスの王子様だけ!」投稿。
  07月19日 感想
         「こんにち動画流尻群 God knows...~The happy escapism songだけ!」投稿。

  07月19日 フィリップ「こんにち動画流尻群 Dr.ワイリーだけ!」投稿。
  07月20日 伊尻「こんにち動画流尻群 高らかにオナニー~ハレ晴レユカイだけ」投稿。

 穴埋め投稿ラッシュ。わずか10日ほどでパートの約半数が埋まり、参加者も増える。尻の妖精を初めて扱う人も現れ、しゃもじPへの想いであったり流尻群への興味であったりと参加する思惑は各々違っていただろう。一気に完成への気運が高まる。

  07月20日 ちーかま「こんにち動画流尻群 陰陽師~おまけだけ!」投稿。
 →07月26日      「陰陽師~エンドロールだけ!」投稿。

 各自自由に作った音源がちーかまの手によりフィードバックされ、エンドロールが今まで提出された音声になぞらえたものに調整される。

  10月18日 mas「こんにち動画流尻群 寝・逃・げでリセット!だけ!」投稿。

 しゃもじP現役時代からの尻MAD作者masが参入。しゃもじPと関わりが少なからずある作者の参入はとても喜ばしく感じられた。

2015年
  04月24日 namacream「こんにち動画流尻群 時報~STAR RISEだけ!」投稿。
  
  04月26日 Ostrich、竹塔、コツ連打ら、感想、(一時期はちーかまも)でツイッター
        グループDM結成。

 G線上のアリア以外で残り1パートとなり、完成が現実味を帯びてくる中でようやくプロジェクトが発足。音声まとめ、動画まとめなど動画化の話合いをする。エンドロールを動画化することを決定。残りのパートは音声制作者に背景画像を用意してもらうことに。

  11月12日 パートが埋まらないためコツ連打らのブログにて流尻群の告知を行う。

 ここから各個人にコツ連打らが直接コンタクトを取り、原曲と分けた音声や背景画像を受け取る。

  11月13日 BaN長「こんにち動画流尻群 エージェント夜を往くだけ!」投稿。
  11月13日 あつんどson「こんにち動画流尻群 G線上のアリアだけ!」投稿。
  11月14日 とそちか
            「こんにち動画流尻群 エージェント夜を往くだけ!(BAN長の音声をとそちかが弄った方)」投稿。

 すべてのパートが出揃う。しゃもじPの投稿からほぼ3年かかった。
 また予期していなかったG線上のアリアの投稿が発生。本家流星群では締めのパートであるが、本合作ではしゃもじPのパートで締めたいと考え一番先頭に持っていくことに。

  12月26日 ちーかまTwitter休止。

 以降、グループ内の会話が少なくなっていき、2017年5月から完全に活動が停止。

2019年
  07月05日 流尻群の制作を再開したいと喚起、各個人がそれに応え制作再開へ。
  08月12日 音声まとめ完成。

動画投稿日を流尻群最初の投稿日10月21日に決定し完成を目指す。

  10月18日 流尻群完成。
  10月21日 こんにち動画流尻群投稿。
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 というわけで、しゃもじPが音源投稿してからちょうど7年で完成に至った流尻群であった。完成までの7年間の中には、中々修正音源が貰えなかったことや途中で失踪してしまう方が出たこともある。しかし長期化の一番の原因はまとめ作業の怠慢であり、楽しみにしていただいた方々には非常に申し訳ない。

 また制作とは関係しないが流尻群にとっての見逃せない出来事なのが、2017年5月6日開催の音MADLIVE.XXXでnamacreamの動画の最後に流尻群のエンドロールパートが採用されたことである。それまでも生放送等のコメントで流尻群に言及する人はいたが、ここまでニコニコで取り沙汰されたのはこれが初めてだろう。

・まとめ
 大まかにまとめると

 ・しゃもじPが流尻群エンドロール音源を投稿、そして音源だけ残し失踪。
 ・コツ連打らが流尻群の穴埋めをする。
 ・それに反応するようにOstrich、竹塔も参入。
 ・流尻群が徐々に周知され様々な作者が参入し、すべてのパートが投稿される。
 ・まとめのためのプロジェクト発足、参加者とは個別にやり取りしまとめ作業をする。
 ・まとめ作業や動画作成が難航、2年間もの空白期間を作ってしまう。
 ・まとめグループ内で完成させたい意思を確認、急速に作業が進み完成。

となる。
 つまりこの流尻群とは、しゃもじPの残した音源を起点に音声の穴埋めが始まり、各参加者は各々の意志で余っているパートを埋めていったという、企画として立ち上がった合作ではない
 まとめグループではそうしたしゃもじPへの想いから自然発生した合作というスタンスを尊重し、合作を運営するではなくまとめるためのやり取りの場として活動していた。

 しゃもじPは単なる気まぐれで音源を残したのかもしれない。
だがそれは、しゃもじPという人物、そして尻の妖精という独特の素材を使った流尻群だったからこそ、後に合作となる布石となった。
 各参加者は様々な思惑で音源を投稿していると思うが、少なくともまとめ側としては
流尻群とはかつて我々を楽しませてくれたしゃもじPへのメッセージであり感謝である

 制作から時間がたち、しゃもじPを知らない人も増え、尻の妖精の在り方も変化した。
いつしか流尻群も完成しない合作のように見えていたであろう。
 もはや流尻群は昔の物であるが、そこにはかつて活躍していた作者への想いが込められている、そう理解していただけたら幸いである。


前提記事と合わせてかなりの長さとなって読みにくかったと思いますが、流尻群は普通の合作とは違う内情を抱えていたことが分かっていただけたかと思います。

とはいえ流尻群ってそうだったんだ程度に受け止めてもらって、単純に音MADとして楽しんでいただけるだけでもありがたいと思います。

流尻群についての説明は以上となります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

最後に次の記事として、コンタクトが取れた参加者からコメントをいただきました。
流尻群参加者コメントを流尻群制作後記の最後の記事として締めたいと思います。

 

こんにち動画流尻群制作後記 参加者コメ

こんにちはー!お尻でーっす!

これで流尻群制作後記の最後の記事となります。

今回はかつてTmboxに流尻群のパートを投稿してもらった参加者の方々にコメントを貰いましたので、それを紹介して制作後記を締めようと思います。
参加者の方の中には既に連絡の取れなくなってしまった人がいますが、そちらは簡単に紹介させていただきます。


最初に、残念ながら現在連絡の取れない方について紹介します。
※順不同

米川しゃもじ
担当パート:47.エンドロール

彼については一番最初の記事を参照してください。
経緯の記事で話した通り彼の残した音源が発端となって合作が始まりました。
彼はなぜ音源を残したのか真相は分かりません。彼の単なる気まぐれかもしれません。
ですが彼への想いが集まりやっと合作は完成しました。
見ているか分かりませんが彼に届いていると嬉しいです。


ちーかま
担当パート:46.レッツゴー!陰陽師、47.エンドロール

ちーかまさんは謎多き作者です。
活動時期は2014年7月31日~2015年4月20日、12本の動画を上げてそのうち尻の妖精MADも4つあります。
Tmboxでの投稿も多く、流尻群以外にもお尻MADが多数ありました。中でもオシリージピンボールという作品はお尻ペンペンタイム素材の初出となります。
2015年5月頃、尻MAD等の動画を自主削除しニコニコアカウントも削除。Twitterアカウントもありましたがそちらも2015年12月に削除しました。

代表作



流尻群では陰陽師パートとエンドロールパートの一部変更を担当しました。


フィリップ
担当パート: 25.Dr.WILY STAGE 1

フィリップさんは2014年を中心に動画投稿されていた作者です。mylist/42344444
2015年頃から諸事情により制作に手が付けられなくなり、2016年からTwitterの更新が途絶えています。

流尻群ではおっくせんまんパートを投稿。その後音声まとめのため音の修正や原曲抜き音源を依頼しましたが手が付けられないとのことでした。そのため許可を頂いて私コツ連打らがフィリップさんの音声を使いながらついでにアレンジをして、現在の音声となりました。
そのためおっくせんまんパートは共作的な扱いとなります。色々弄ってごめんなさい。


ここから参加者コメントとなります。

あつんどson
担当パート:48.G線上のアリア

この度は流尻群ご投稿おめでとうございます。

私は2009年頃から音MADを作っていたのですが、訳あって一時期制作活動から離れていたことがあります。
その離れていた時期がちょうど2011~2012年頃で、復帰当初しゃもじPという方の存在を知りませんでした。
そんな中お尻MADの存在を知り(ダジャレではない)、元ネタの原西氏の動画を見るに至りました。

2015年頃、お尻を素材にした流尻群合作企画をコツ連打らさんのブログから知り(ダジャレではない)、ちょうど最後のG線上のアリアパートに空きがあったので作らせていただきました。
しゃもじPとの直接の関わりはなかったものの、本人の作風を尊重し、他の先人の方々の伝統を壊さぬような作り方を心がけました。
テンポがゆったりしたパートなので難しい部分もありましたが、ギャグ大全のイントロのドラムがいい感じにハマったので使いました。

今回の音声を提出した後数年経ち、TmBoxもなくなってしまい、「合作本当に投稿されるんだろうか」と心配もしたのですが、この度の投稿に至ったことに本当に安堵し、この合作に関われたことに誇りが持てるようになりました。
自分のパートが冒頭に来るのは少し驚きましたが、しゃもじPが最後に残したのがエンドロール部分である事を考えると、今回の合作の演出としては間違いなくふさわしいものではないかと思いました。

時代が流れ、音MAD界隈も多様化しましたが、今回の合作がお尻のゴールとは言わず、新たなスタートラインとなるよう祈念し、私のコメントとさせていただきます。

あつんどson

P.S. しゃもじPごめん


namacream
担当パート:00.時報、01.STAR RISE

後半は大分埋まってるのに最初だけ空いてるのが勿体ないなーと思って制作しました

当初は自分みたいな余所者が投稿しちゃって良いのかな…って思ってましたが、 これを投稿したきっかけで色々な方々と関われる様になって 今となってはこの合作に貢献する事が出来て大変嬉しく思います
しゃもじP ありがとう


mas
担当パート:02.寝・逃・げでリセット!   (コメントは一部抜粋しました。ごめん)

流尻群が完成する世界線に辿り着きました。
連打らさんから突然完成報告が届いたときは跳ねました。今まで生きてて良かった。
「尻MAD-history.From2009to2015」もかなりのサプライズです。
色々思い出して泣きました。お尻で泣くって何?

<お尻の魅力>
お尻を触ったことがあれば分かると思うんですが、良い素材です。
・音MADを彩る音が揃っている
・「でー」の音がメチャクチャ使いやすい
・「わー」がかわいい
・「んっ」がかわいい
・「よっ」がかわいい
・青少年への配慮が必要な動画内容と判断され、一部デバイスの検索結果などへの表示を
 制限される
など

みんなもお尻だそう!

<合作のこと>
僕は「寝・逃・げでリセット!」のとこだけ作りました。
背景画像はなんであれを選んだのか全く覚えていないのですが、
おそらく紫系の画像だったからでしょう。

流尻群は参加するだけなら本当に簡単でした。
よくある音MAD合作の進め方だったら、きっと参加は無理でしたね。
2009年の「いろは合作」に近かったかも?あのやり方好きです。
どちらもまとめ役が死ぬほど頑張らないといけないパターンですが。。本当にお疲れ様でした。
少しでも関われて嬉しいです。

<しゃもじP>
せっかくなので彼のことも今一度思い出したい。
彼は結構名前を変えたり投稿動画を消したりする。
初めて交流したときはマイリストの説明文で会話していた。おかしいね。
(今更ながら人違いじゃなければだけど)

彼の音の使い方はなんか惹き込まれる。真似出来なかった。作成スピードも早かったなぁ。
理想の製作スタイル
でも正直、彼の動画は多すぎて代表作以外ほとんど思い出せない......それだけ時間が経ってしまった。

持ち上げられるのはあまり好きじゃなかったんじゃないかな。みんなが注目するといなくなっちゃう。
僕も、悪いなーと思いつつ結局「しゃもじPごめん」は使ってしまっている。
しゃもじPごめん
深く交流するとフッと消えてしまいそうだから微妙な距離があった。それでも、もう少しお話しておけば良かったな。
ネットからは離れてなさそうだから、僕が認識できていないだけでどこからか見てはいるんだろう。最近オンゲやってるかい?
案外近くにいるのかもしれない。またどこかで会えるといいな。

......あっ!流れ尻!!しゃもじPごめん しゃもじPごめん しゃもじPごめん

しゃもじPありがとう


bobineKS
担当パート:18.だんご大家族

だんご大家族パートはだんだん静かになっていくパートなので逆にどんどんうるさくしようというコンセプトで作ったのですが、結果的に闇鍋症候群のだんご大家族パートに先を越されてました。

元々しゃもじP周りの人達がやってた「音MADに対して音MADでレスポンスする」みたいなのに憧れてるだけで特に何も出来ず、まあそれはそれで自分は生放送をやることで色々役に立ててたのかなとか思ってまして。
流尻群の流れも遠くから眺めてるだけのつもりだったんですが、本格的に数が集まってきたのを見て「せっかくだし自分も1パート取っちゃおう!」と思って。
記憶違いでなければ、Ostrichさんが男女~メルト、風の憧憬~youまで既に作ってあって、抜けてただんご大家族を埋めた形だったと思います。
当時は正直本当に完成すると思わずに作ってたので、思い切って参加して良かったです。
ほんとにありがとうございました!


伊尻
担当パート:26.高らかにオナニー、27.ハレ晴レユカイ

こんにちはー!伊尻でーっす!よっ


BaN長
担当パート:40.エージェント夜を往く

改めまして、『こんにち動画流尻群』投稿おめでとうございます。
流尻群という現象がわたしに与えた影響は計り知れません。
今までにやってきたすべてのことが、その影響が作用した結果の顕れであるとすら感じます。
投稿された動画を見終わった時、反省や感謝などいろいろな感情が巡り巡っていき、最後には少し涙が出そうになりました(お尻を見つめながら)。
作者として、あの頃熱中していた一ファンとして、参加できたことが非常に光栄です。
本当にありがとうございました!


とそちか
担当パート:40.エージェント夜を往く

好きなようにやりました!!!


一時
担当:タイトルロゴ

遡れば4年前、それまでお尻をいじったこともない自分が勝手に作成したロゴではありました
当時は「尻の妖精」投稿者の皆様に憧れこそありつつも、ただロゴを作るのも面白そうだなという好奇心が大きかったと思います

それでも、いざ合作として画面に組み込まれるのを見た時は何か達成感というか、今までお尻を聴くときに抱いていた情動が溢れ出たような、そういう気持ちでいっぱいでした

他の参加者からすれば、僕は間接的なポジションであり、こういった所感を申し上げるのも恐れ多いのですが……
しかし、その感覚を掴める距離でお尻を追っていたことは、振り返ってみると自ずから嬉しく思えます
だからこそ、この機会に改めて感謝致します

自分なんかのコメントが長くなるのも申し訳ないので、この辺で!


感想
担当:まとめグループ(アドバイザー)
担当パート:28.God knows...、29.JOINT、30.解読不能、31.人生オワタソング

こんにち動画流尻群完成おめでとうございます。

しゃもじPは自分が音MADを見始めたころ、そしてTwitterをやり始めたころから慕わしく思っている存在でした。
そんなしゃもじPの遺したひとつのピースが完全版として結実する光景を見られ、感無量の思いです。
また、自分もまとめメンバーの一員として微力ながらも関わらせていただきました。
まとめの構想などの主たる部分は他のメンバーの力によるところも大きく、御三方には感謝の限りです。
改めましてしゃもじP、尻の妖精、原西孝幸さん、そして流尻群に関わったすべての方々に深く御礼申し上げます。ありがとう。


竹塔
担当:まとめグループ(アドバイザー)
担当パート:06.nowhere、07.チーターマンのテーマ、08.Ievan Polkka、09.バラライカ
      32. パーフェクトスター・パーフェクトスタイル、
      33.患部で止まってすぐ溶ける~狂気の優曇華院
      34.Help me, ERINNNNNN!!、35.千年幻想郷 ~ History of the Moon

流尻群お疲れさまでした!
当時は2019年まで音MADを作っているとは、そしてお尻MADも毎年投稿しているなんて思っていませんでした!
いやなんで本当に毎年上げてるの…。

解説を書こうと思ったのですが、音声を作っていたときの記憶がまったくないので何も書けないことに気が付きました。
周りの作者に追いつこうと必死に頑張ったのか、楽しんで作ったのか、それすらわかりません。
ただ、当時この作者間の輪に加わることが出来たのはとても嬉しかったですし、それは今でも変わっていませんね。
なんかやっぱよくわかんないですね!言葉で伝えるのは苦手です!ごめん
とにかくありがとうございました!!


Ostrich
担当:まとめグループ(動画まとめ、冒頭、エンドロール動画作成)
担当パート:03. ハナマル☆センセイション、04.caramelldansen、05.激突!グルメレース
      10.男女、11.モンタギュー家とキャピュレット家、12.i'm lovin' it、
      13.The Last Wolf Suite~志々雄真実の組曲~、14.クリアまでは眠らない!、
      15.未来への咆哮、16.エアーマンが倒せない、17.メルト
      19.風の憧憬、20. 雪、無音、窓辺にて。、21. you
      44.YATTA!、45.みくみくにしてあげる♪

忙しさにかまけて、音声の揃った時点から2年近く放置してしまいごめんなさい。
流尻群は自分がこれまで作者として歩んできた道のりそのものであり、かけがえのない仲間と過ごした幸せな時間の象徴であり、誰かに話すことはできずとも、きっと生涯にわたって宝物になるであろう物語です。いつか来るであろう作者人生最後の日には、この動画を墓碑銘として眠りたいと思います。この場では思いの全てを語りつくせませんが、最後にかけるべき言葉は一つしかありません。

しゃもじP ありがとう


コツ連打ら
担当:まとめグループ(音声まとめ、広報、OP用陰陽師オルゴールアレンジ作成)
担当パート:22.魔理沙は大変なものを盗んでいきました、23.U.N.オーエンは彼女なのか?
      24. お嫁にしなさいっ!
      (25.Dr.WILY STAGE 1)
      36.Little Busters!、37.1000%SPARKING!、38.勇気VS意地、
      39.あいつこそがテニスの王子様
      41.ネイティブフェイス、42.true my heart、43.ケロ⑨destiny

合作の原点はしゃもじPの残した音源ですが、思えばそれを合作の流れにしてしまったのは私の投稿からです。当初はこそこそ一人で勝手にやろうとしていたことで、色々影響が出てくるのを恐れていました。ですが自然と参加する方がぽつぽつ出てくるうちに、流尻群は例えしゃもじPに届かなくとも、私が我々がしゃもじPに対する想いとして形に残すんだと決意しました。

音声まとめに関しては、しゃもじP及びちーかまさんの音声が原曲ありのものしか得られなかったため、各音声のMIXをそれに合わせる感じにしました。またエンドロールを最大限盛り上げるため、勝手にそれぞれの音声のダイナミクスを小さくなるよう調整しました。
なのでTmbox版のMIXと若干違っております。皆さんごめんなさい!
またここまで制作が長期化したことは、自分が怠けたせいでもあります。申し訳ないです。

しゃもじPは自分にとって謎の人物で憧れでもありました。ずっと背中を追っていました。
パンまつりを大量増殖させ無理やりシリーズ化させたりと、言葉でのやり取りはなかったのですが、音MADでレスポンスしあうことがあって嬉しかったのを覚えております。
しゃもじPが失踪・動画全削除したときはショックでしたが、彼の残した音源を見つけてこれを完成させなければと思い立ち、制作中の6年間ずっと完成への決意は揺らぎませんでした。

そして参加者の後押しもあり、ついに完成させることができました。
皆さん本当にありがとうございました!
しゃもじPごめん、そしてありがとう


以上です!皆様大変ありがとうございました!
見てくださった方も楽しんでいただけたら幸いです。

お尻のMADがまた誰かの意志を継ぐようにこれからも続いていくことを期待しています。
しゃもじPありがとう